まずはコレが重要!ケアの基本

介護を行うときに押さえておきたい基本を紹介するブログ

介護の基本を押さえよう

介護の仕事では、被介護者の身の回りのサポートをすることが基本となる。例えば、食事、入浴、排泄だ。

食事の場面では、誤嚥を避けるために被介護者の身体を起こす必要がある。
そして寝室ではなく、食事を摂る場所に移動させる。これは寝食分離といい、介護の原則にあるものだ。寝る場所と食事をする場所を同じにしてしまうと、身の回りの風景の変化が乏しく衛生的にも推奨できない。
しかし身体の状況によっては、やむを得ず寝室で食事をしなければならないこともある。その場合はランチマットを変えたり、食べ物がこぼれても平気であるようにカバーを付けるなどの工夫をしよう。

入浴の場面では事故が起きやすい。床が濡れて滑りやすかったり、浴槽で溺れてしまうケースもある。命に関わるため、入浴介助は特に慎重に行わなければならない。
入浴の前には、必ず検温など体調のチェックをする。体調が思わしくない場合は、入浴を控えるようにしよう。
入浴の際には被介護者の身体をしっかりと支えて、転倒しないようにする。
身体を洗う際は、被介護者が自分で洗える範囲は任せよう。自分でできることまで世話をしてしまうと、被介護者の尊厳を傷つけることになるためだ。

排泄の場面では、被介護者の気持ちを汲み取る必要がある。一般的に排泄は個室かつ自力で行うものであり、他者からのサポートを受けるのは抵抗感や気兼ねが生まれるものだ。中には排泄介助をしてほしくないために、我慢して体調を崩す人もいる。
被介護者の尊厳を守るためにも、心身に配慮しなければならない。

こうした基本を、介護の仕事に就くなら理解しておく必要があるだろう。コチラのサイトでも介護の基本が紹介されているため、見ておくといい→http://xn--eck7a6cv02ofzcp24j3xo.com